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Posted by チェスト at

2014年06月14日

去年とは違う私。




「多忙な日々に愚痴を言わず, 些細な仕事もさせてもらえるだけありがたいと思え」

アスファルトに種を蒔く蒲公英くんが,そう言っていたような気がします。


自己顕示欲をブログ更新によって満たす私ですが, つい,忙しさにかまけて筆不精になってしまいます。

たまに書くと,その空き時間の分だけ書く楽しさを再確認できるという僥倖に恵まれることもありますが・・・
やはり書くことをなおざりにしたくないなと思います。


さて,6月も,はや中旬。
気付けば29の節目を過ぎてしまいました。

60代の知人が,ご自身の誕生日に世話になった人へ感謝を述べておられました。

親に礼を言い,職場に礼を言い,そして考え方や生き方を諭してくれた師に礼を尽くされていました。

そして,面白いのは,最大の感謝の意を伝えたのは親ではなく師であったということです。

親以上に深い親心と高い共感性が存在することを,最初は信じられませんでしたが,親以上の「親心」は確かに存在します。

考えてみれば,師の助言があって初めて,親や職場へ深く礼を尽くすことができます。
独りよがりの考えを持っていては,誕生日で祝われるよりも先に,親への感謝を述べることはなかなかできないはずです。

私も見習って,お礼を述べさせて頂きました。

親,職場,そしてもっとも世話になっている人に感謝する機会となる誕生日。

できれば毎日が誕生日と同じ心構えでいたいと願わされます。


職場では,教育実習生が10日間の実習を終えられました。
「生徒の成長を見届けることができる教員の立場がうらやましい」
という声を聞き,採用された私自身の立場がいかに恵まれているか,再確認しました。

現在,私が教え伝える「教科書棒読み古典文法」を生徒たちは健気に暗記し,古文を読み解こうとしています。
その悪戦苦闘ぶりがじれったく,またかわいい・・・。

無味乾燥に見える古典解釈と向き合うことで,滋味あふれる古典世界へ生徒と一緒に入り楽しむのが私の目標です。

また,一見なんの生産性も無い古典文法と古文解釈ですが,古典の思考法や思想が彼らの生きる知恵の一部を成し,古典解釈の過程そのものが,類型的に判別する力や論理的に推理する力を育てる意義があると信じています。


私は国語を楽しみながら,さらに生徒の成長をそばで見ることができるという2つの特権を有しています。

そんな贅沢者の教員を見て,
「内定企業が決まっているが,学校教員になりたい気持ちが芽生えた」
と,実習生に言われたら,こちらも一段と奮起するというものです。

実習生の来校も,私にとって良い機会でありました。


ところで,鹿児島南高校の商業科生徒がネットショッピングを開設しました。
一般企業の助力を頂いて,生徒社長や生徒広報部長らが着任。

まだ数少ないその中の一品を,先日学校で購入させていただきました。

桜鳥オムライスです。(約500g)




中身は,ハンバーグと炊き込みご飯が所狭しと詰まっておりました。

男子生徒が考案しただけあって,おなか一杯,大満足で午後は夢うつつに・・・。


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Posted by らじうむ at 22:19Comments(2)