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Posted by チェスト at

2015年11月30日

温暖ではない話。

鹿児島も,一気に気温が低下。

生徒たちが風邪を引かずに試験を受けることができますように。





同僚から

「地球があたためられて,氷が解けた」

の,「あたため」って,「温」or「暖」のどちらが正しいの?

と訊かれ,答えることができませんでした。


あなた本当に国語教師ですか?名前も化学っぽいし。



・・・聞くは一時の恥!人間一生涯勉強!化学はもっとできません!
困ったときの辞典さま!



気象・気温など「暑い」「寒い」の対には「暖かい」

触感やそれに類する事柄など「熱い」「冷たい」の対には「温かい」(広辞苑第6版)


〇暖かな春の日差し・・・気象関連の使用例です。
△温かな春の日差し・・・空気に触れて「温かい」と感じるのだから,×にはできない気もします。


×暖かい心・・・「(相手の心の)温度が暖かい」=「暖かい心」と言える気もしますが。比喩表現「心の温度」を根拠にするのはずるいかな。
〇温かい心・・・相手の厚意に触れて,「温かい」と感じるのでしょう。


〇ふところが暖かい・・・お金が無い時,「ふところが冷たい」ではなく「ふところが寒い」と言うので対義語の「暖かい」と言えそうです。
〇ふところが温かい・・・お給料支給日の翌日。お札の厚みの触感が「温かい」とも言えそうです。




特に区別無し
「暖かい」・・・【表記】 「温かい」とも書く。(新明解第5版)


新明解が,私の真意を代弁してくださっています。


  

Posted by らじうむ at 23:04Comments(0)

2015年11月23日

いつか吹く風。

ご無沙汰しております。

更新の余裕が無くなりつつある近頃ですが、
このまま筆無精になってしまうのは寂しいので。





今年も、いよいよ40日を切りました。

ラジオでは、おせち料理の予約案内が叫ばれたり、
知人から年賀状購入の催促がきたり、
忘年会の予定を打ち合わせたり、
歳末を感じる日々です。


期末試験を終えたら、12月。
その頃には、強い北風が吹くのでしょう。




本日の鹿児島市の風は、まだ寒風ではありませんでした。

そんな中、久しぶりに生徒と共に走り、玉のような汗をかきました。

ここのところ、週に三日程度しか走れていないので、生徒についていけるか不安でしたが、まだ負けていません。




30歳とは、「若さ」貯金や「現役」貯金がまだ有効な時期なのだと分かりました。


今日は、1000mを3'05"で三本。
軽く走れました。
(明日は筋肉痛になるでしょうが)




しかし、次第にこのタイムが、

32歳では3'10、
34歳では3'20、と落ち込んでくるのでしょう。


いや、来年あたりに3'30くらいでしか走れなくなるかも…




小じわやシミなど、表面的な劣化による衰えならわかりますが、本格的な老化現象は未体験の私。

昭和の終わりに生まれ、わずか30年の人生を送っただけの私が、老化を考えるのは早いのでしょうか。



考えるも考えないも、個人の自由でしょう。


ただ、私の周りでは、老化に悩まされる人や、老衰する猫、不老不死の薬を求める帝の竹取物語など、頼んでもいないのに「老化」について考えさせられる事象が次々と発生。


まるで「考えておけ」と言われているようです。


いずれ体が動かなくなることは、寂しいことこの上ありません。




ただ、今日、生徒と思いっ切り走れて、嬉しかったです。

風がとても気持ちよかったです。



いつか走れなくなったら、たぶん、歩きます。

歩けなくなったら、車椅子で散歩します。



そう考えると、走れる今が大事に思えるでしょうと、教えてもらいました。


やはり私は、老化について考える派です。


そこで、老いに備えて、国語力を鍛えております。

走れなくなっても、死ぬまで私の存在価値をキープするには、仕事柄、国語力をつけることが最適かと。


話す
書く
読む
聴く
の四つは、走ることよりも、末長く使えそうな能力たちです。


これらを学校で生徒と接しながら、あれこれ試して、人生の北風に備えていきます。




「○○で走っててよかった!」という後悔しないような走り方も、老後に備えて探しているのですが、まだ見つかっていません。

引き続き、追求して参ります。

  

Posted by らじうむ at 23:02Comments(0)