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Posted by チェスト at

2014年09月30日

彼岸過迄。

夏目漱石は,後期三部作の一作目。
大病を患った後の最初の作品だそうです。長編ですが,読んでみたい一冊です。





彼岸花の時期です。


辞書を引くと,「曼珠沙華は,見る者の心を柔軟にする」とありました。


頑なである今こそ,このような輝かしい語義との出会いがあるものです。

向こう岸に居られる方々は,日々彼岸花をご覧になり,柔軟な心をお持ちであります。

則天去私よろしく,私も彼岸へ一刻も早く渡り,柔軟な思考を手に入れたいものです。


彼岸参りには,先祖の方々に対して,胸を張って誇れる生き方ができているか反省させられる良い機会を頂きました。

私の「時間を守れないところ」を見て,ご先祖様もきっと首を傾げていることでしょう。

自分自身の至らないところを教えてくださり,難を避ける道を歩ませていただき,またお礼の言葉に。
真の意味で彼岸へまた一歩近づく,よき彼岸参りでありました。




呼び名は知らねど,過ぐるにたえず。



  

Posted by らじうむ at 21:10Comments(2)